燃えよ万平
~ 時代劇鑑賞の記録と独り言 ~
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柳生十兵衛 第1話 江戸城の熱血児
第1話 江戸城の熱血児
(脚本: 池上金男、監督: 野波静雄)
徳川家康により、3代将軍に定められている西の丸様こと徳川家光 (山本亘)。 その気性の荒さに、父・秀忠 (北沢彪) は不安を抱いており、次男の忠長 (坂口徹) の方が世継ぎにふさわしいのではないかと考えていた。 兄の家光こそ将軍の器と思う忠長は、自分が将軍になろうなどとは考えていなかったが、守役の鳥居土佐守成次 (内田朝雄) は、忠長を次期将軍の座につけようと暗躍する。 そんな折、市中に出て気ままに過ごしてみたいと言い出す家光に、側に仕える松平定信 (中山仁) は猛反対。 一方、いずれ将軍になるため、市中庶民の暮らしを見ることは無駄ではないとの考えを持つ柳生十兵衛 (山口崇) は、家光を城から連れ出し、財布を渡して市中に送り出してしまう。
***************
【所感】
ゲストがよかったので何話か先に観てしまっているが、そろそろちゃんと第1話から観ようじゃないかということになり、週末を使っての集中観賞。 前にも書いたが、何と言っても十兵衛 = 山口崇のかっこよさにクラクラしてしまう。 若いのに胆が据わっている様子から、サブタイトルの 「熱血児」 が今ひとつ合っていない気もするけど……。 この第1話では、まだ目に傷を負っていないので、そのイケメンぶりを堪能 (笑)。 などと浮かれているようだが、主役がかっこいいだけで面白いわけがない。 セミレギュラー、ゲストの顔ぶれも豪華、豪華。 十兵衛の父・柳生宗矩に特別出演として御大・片岡千恵蔵の名前があるだけでも、大いに観る価値あり。 家光の悪口を言う土佐守一派を諌めるシーンは、静かだからこそ誰も逆らえない威圧感と迫力があり、思わず見入ってしまった。
十兵衛の内弟子となる豪快な荒木又右衛門に緒形拳、家光の懐から財布を抜き取るスリ、空っ風の三九郎に田中邦衛……と個性派が揃い、これからどんな演技を見せてくれるのか楽しみ。
でも、まぁ、この第1話のハイライトは、十兵衛が城から連れ出した家光を市中に送り出すシーンだろう。 財布を渡して、「しばらくお暇します。 どうぞ、どこへなりと」 と言い出した時には、家光と一緒になって 「え?」 と驚いたが、あぁ、そうか、そう言っておいて影で見守るわけね……と思っていた。 いや、信じていた (^^;)
なので、家光を見送った後、墓参帰りの瑞代さんに会いに行っちゃった時には、本当に驚いたぞ! 案の定、このことが今後の十兵衛の生き方を大きく変える発端となるのだった……。
家光のような身分の人間が市中に出た時のお約束シーンとしては、茶店でお茶を出されて 「大儀」、飲んで吹き出し、「町の者はひどいものを飲んでいるんだな」。 ほかの客が食べている団子を見て 「あの串刺しを持て」 など。 この茶店として使われているのは京都、今宮神社の参道にある 「あぶり餅」 のお店 「いち和」。 少し巻き戻して確認してみたら、今宮神社の中にある橋から門を出て、いち和に入っていた。 自分でロケ地がわかったのは初めて!
レギュラー: 山口崇/柳生十兵衛、中山仁/松平信綱 (伊豆守)、永原和子/瑞代 (信綱の妹)、坂口徹/徳川忠長、緒形拳/荒木又右衛門、田中邦衛/空っ風の三九郎、片岡千恵蔵 (特別出演)/柳生宗矩 (但馬守)
ゲスト: 里見浩太朗/幡随院長兵衛、中谷一郎/奥平図書助、藤田弓子/りえ (長兵衛の妹)、内田朝雄/鳥居成次、北沢彪/徳川秀忠、三島雅夫/沢庵宗彭、国一太郎、有島淳平、大月正太郎、森源太郎、中井啓輔、小山田良樹、川谷拓三、小峰一男
<こんなところに、あんな人>
市中に出た家光が立ち寄った茶店で、りえに絡むやくざ者 (大鳥組) は、国一太郎、川谷拓三&福本清三。 福ちゃんだけクレジットがないのは、どういうわけだー。 城中で鳥居に 「家光が行方不明」 と報告に来る侍に小山田良樹。
*敬称は略させていただいています。
(脚本: 池上金男、監督: 野波静雄)
徳川家康により、3代将軍に定められている西の丸様こと徳川家光 (山本亘)。 その気性の荒さに、父・秀忠 (北沢彪) は不安を抱いており、次男の忠長 (坂口徹) の方が世継ぎにふさわしいのではないかと考えていた。 兄の家光こそ将軍の器と思う忠長は、自分が将軍になろうなどとは考えていなかったが、守役の鳥居土佐守成次 (内田朝雄) は、忠長を次期将軍の座につけようと暗躍する。 そんな折、市中に出て気ままに過ごしてみたいと言い出す家光に、側に仕える松平定信 (中山仁) は猛反対。 一方、いずれ将軍になるため、市中庶民の暮らしを見ることは無駄ではないとの考えを持つ柳生十兵衛 (山口崇) は、家光を城から連れ出し、財布を渡して市中に送り出してしまう。
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【所感】
ゲストがよかったので何話か先に観てしまっているが、そろそろちゃんと第1話から観ようじゃないかということになり、週末を使っての集中観賞。 前にも書いたが、何と言っても十兵衛 = 山口崇のかっこよさにクラクラしてしまう。 若いのに胆が据わっている様子から、サブタイトルの 「熱血児」 が今ひとつ合っていない気もするけど……。 この第1話では、まだ目に傷を負っていないので、そのイケメンぶりを堪能 (笑)。 などと浮かれているようだが、主役がかっこいいだけで面白いわけがない。 セミレギュラー、ゲストの顔ぶれも豪華、豪華。 十兵衛の父・柳生宗矩に特別出演として御大・片岡千恵蔵の名前があるだけでも、大いに観る価値あり。 家光の悪口を言う土佐守一派を諌めるシーンは、静かだからこそ誰も逆らえない威圧感と迫力があり、思わず見入ってしまった。
十兵衛の内弟子となる豪快な荒木又右衛門に緒形拳、家光の懐から財布を抜き取るスリ、空っ風の三九郎に田中邦衛……と個性派が揃い、これからどんな演技を見せてくれるのか楽しみ。
でも、まぁ、この第1話のハイライトは、十兵衛が城から連れ出した家光を市中に送り出すシーンだろう。 財布を渡して、「しばらくお暇します。 どうぞ、どこへなりと」 と言い出した時には、家光と一緒になって 「え?」 と驚いたが、あぁ、そうか、そう言っておいて影で見守るわけね……と思っていた。 いや、信じていた (^^;)
なので、家光を見送った後、墓参帰りの瑞代さんに会いに行っちゃった時には、本当に驚いたぞ! 案の定、このことが今後の十兵衛の生き方を大きく変える発端となるのだった……。
家光のような身分の人間が市中に出た時のお約束シーンとしては、茶店でお茶を出されて 「大儀」、飲んで吹き出し、「町の者はひどいものを飲んでいるんだな」。 ほかの客が食べている団子を見て 「あの串刺しを持て」 など。 この茶店として使われているのは京都、今宮神社の参道にある 「あぶり餅」 のお店 「いち和」。 少し巻き戻して確認してみたら、今宮神社の中にある橋から門を出て、いち和に入っていた。 自分でロケ地がわかったのは初めて!
レギュラー: 山口崇/柳生十兵衛、中山仁/松平信綱 (伊豆守)、永原和子/瑞代 (信綱の妹)、坂口徹/徳川忠長、緒形拳/荒木又右衛門、田中邦衛/空っ風の三九郎、片岡千恵蔵 (特別出演)/柳生宗矩 (但馬守)
ゲスト: 里見浩太朗/幡随院長兵衛、中谷一郎/奥平図書助、藤田弓子/りえ (長兵衛の妹)、内田朝雄/鳥居成次、北沢彪/徳川秀忠、三島雅夫/沢庵宗彭、国一太郎、有島淳平、大月正太郎、森源太郎、中井啓輔、小山田良樹、川谷拓三、小峰一男
<こんなところに、あんな人>
市中に出た家光が立ち寄った茶店で、りえに絡むやくざ者 (大鳥組) は、国一太郎、川谷拓三&福本清三。 福ちゃんだけクレジットがないのは、どういうわけだー。 城中で鳥居に 「家光が行方不明」 と報告に来る侍に小山田良樹。
*敬称は略させていただいています。
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