燃えよ万平
~ 時代劇鑑賞の記録と独り言 ~
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伝七捕物帳 第41話 殺しの投げ文
第41話 殺しの投げ文
(脚本: 桜井康裕、監督: 斉藤光正)
「今夜、殺人が起こる」 と、時刻と場所が記された投げ文を受け取った伝七。 その内容の通り、男が殺される現場を目撃、勘太が追った犯人たちは奥州・一関藩の上屋敷に入って行った。 一関藩では、家老の内藤帯刀 (北原義郎) が、沖津左兵衛 (外村高士) や石巻屋 (岡田英次) と組み、金儲けのために鉄砲を売りさばこうと企んでおり、鉄砲鍛冶の田次郎 (北村晃一) を追っていた。 投げ文をした女・お沙江 (小山明子) は、石巻屋の後添いだが、実は田次郎が幼い頃に別れた姉だった……。
***************
【所感】
伝七に何も語らない田次郎だが、菊乃屋のお玉 (呉恵美子) が幼なじみだったことから身元や姉とのいきさつがわかる。 が、この幼なじみという設定が、今ひとつ活かされていない感じ。 もっと膨らませることができそうなもんなのに、もったいない気がした。 ラストで旅立って行く田次郎、お沙江との別れも、あっさりしすぎだったし。
見どころといえば、文治が寝ぼけるシーン。 田次郎、夜中に隣で寝ている文治がいびきをかいているので、こっそり抜け出そうとする。 → 突然、文治の片足が高~く上がる。 → 文治、今度は起き上がり、目は閉じたままで、にや~っと笑う。 → そのまま後ろに倒れて、また夢の中へ。
この様子を見た田次郎は、抜け出すのを諦めてしまう。 寝ながらにして大手柄 (?) の文治であった。
もうひとつの見どころ、こちらも文治の大活躍。 お玉が、小春の家に食事を運ぶのを見て、田次郎を匿っているに違いない……と、後をつける赤っ鼻&ちょろ松。 中の様子をうかがおうと、鼻の頭で障子に穴を開ける五平だが、その鼻先に墨の付いた筆が。 中から、筆と墨汁を持って出てきたのは文治。 鼻先を黒く塗られた五平を見て、「あっ、黒っ鼻!」 と、ちょろ松。 「黒の方が似合うじゃないですか!」 と言って、2人に追いかけられる文治。 この時、中では田次郎がお玉に、自分を捨てた姉が江戸にいるはず……と話している、なんてことは知らない3人であった。
(脚本: 桜井康裕、監督: 斉藤光正)
「今夜、殺人が起こる」 と、時刻と場所が記された投げ文を受け取った伝七。 その内容の通り、男が殺される現場を目撃、勘太が追った犯人たちは奥州・一関藩の上屋敷に入って行った。 一関藩では、家老の内藤帯刀 (北原義郎) が、沖津左兵衛 (外村高士) や石巻屋 (岡田英次) と組み、金儲けのために鉄砲を売りさばこうと企んでおり、鉄砲鍛冶の田次郎 (北村晃一) を追っていた。 投げ文をした女・お沙江 (小山明子) は、石巻屋の後添いだが、実は田次郎が幼い頃に別れた姉だった……。
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【所感】
伝七に何も語らない田次郎だが、菊乃屋のお玉 (呉恵美子) が幼なじみだったことから身元や姉とのいきさつがわかる。 が、この幼なじみという設定が、今ひとつ活かされていない感じ。 もっと膨らませることができそうなもんなのに、もったいない気がした。 ラストで旅立って行く田次郎、お沙江との別れも、あっさりしすぎだったし。
見どころといえば、文治が寝ぼけるシーン。 田次郎、夜中に隣で寝ている文治がいびきをかいているので、こっそり抜け出そうとする。 → 突然、文治の片足が高~く上がる。 → 文治、今度は起き上がり、目は閉じたままで、にや~っと笑う。 → そのまま後ろに倒れて、また夢の中へ。
この様子を見た田次郎は、抜け出すのを諦めてしまう。 寝ながらにして大手柄 (?) の文治であった。
もうひとつの見どころ、こちらも文治の大活躍。 お玉が、小春の家に食事を運ぶのを見て、田次郎を匿っているに違いない……と、後をつける赤っ鼻&ちょろ松。 中の様子をうかがおうと、鼻の頭で障子に穴を開ける五平だが、その鼻先に墨の付いた筆が。 中から、筆と墨汁を持って出てきたのは文治。 鼻先を黒く塗られた五平を見て、「あっ、黒っ鼻!」 と、ちょろ松。 「黒の方が似合うじゃないですか!」 と言って、2人に追いかけられる文治。 この時、中では田次郎がお玉に、自分を捨てた姉が江戸にいるはず……と話している、なんてことは知らない3人であった。
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