燃えよ万平
~ 時代劇鑑賞の記録と独り言 ~
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俺は用心棒(2) 第24話 掟
第24話 掟 (監督: 河野寿一)
やくざ同士の縄張り争いで、逃げた相手の親分・政五郎 (幸田宗丸) とその女・おりん (三原有美子) を追っている梅吉 (剣持伴紀) たち。 政五郎の子分・由太郎 (花上晃) は、親分を守って1人で梅吉たちと戦い、2人を倒すが自らも足に深手を負う。 その様子を目撃してしまった茶店の娘・おひで (岩村百合子) は、政五郎たちに口止めされるが、ただ1人生き残った梅吉に頼まれ、家に戻って兄の幸吉 (加賀爪清和) に知らせる。 そこに居合わせた万平だんなが力になってやろうと、様子を見に出かけようとしたところへ、用心棒のだんなと田島次郎が梅吉を運んでくる。 万平だんなの手当てで、梅吉は命をとりとめた。 一方、ケガのために歩けなくなった由太郎は、政五郎とおりんを先に行かせ、通りかかった茂作 (瀬良明) に助けられ、茂作の茶店で休ませてもらうことにする。 が、そこは梅吉が運ばれて手当てを受けている店だった…。
今日は自分で肩を叩きながら登場の用心棒のだんな。 仕事明けでお疲れ? 「やくざ同士の争いには首を突っ込まない」 と、由太郎からの助っ人依頼を突っぱねる (結局は関わることになっちゃうんだけど)。 それを聞いた田島くんに、懐に路銀があると言うことが違ってきますね、その金は昨夜やくざの用心棒を引き受けてつくった金じゃなかったのかな…などといじめられても (自分は稼がないくせに! …でも許す/笑)、万平だんなが待ちくたびれるから、と余裕の返し。 なんかもう、優しさがにじみ出ちゃってる笑顔がまぶしくて…(^^;) やっぱり、むすっとしているよりステキだわ (笑)。 そこで田島くんまで軽くなりすぎることがなく、うまくバランスを取っているのがいいところ。 この2人だけのシーンって、前作より増えていると思うんだが、くだけすぎないところが好きだな。
やくざの役なんて珍しい…と思っていた剣持伴紀 (しかも、ちょっと不精ひげあり?) だが、やはり最後には 「やくざだけど、気持ちはきれいな好青年」 になっていた。 実は…ってとこも含めて、こういう役がとても似合う。 茶屋でハチ合わせた由太郎と、お互いにケガで動けない状態で語り合うシーンがよかった。 このまま、うまくいくわけがないんだよなぁ…と思いながら観てしまう自分が悲しい…。
おひでと万平だんなのシーンは、どうしても嬉しくなってしまう。 やっぱり 「あかね雲」 は、半端な話じゃないなぁ。 印象が強すぎ…。 岩村百合子が出てくると、「あ、しぃちゃん」 って言っちゃうし。 万平だんなったら、そろそろ背を追い越されそう…。 加賀爪 x 岩村の兄妹役は、用心棒シリーズ中で二度目。
子分よりも、自分の女よりも、自分自身が大事だった政五郎、納戸 (…かな? 押入れとも違うみたいだったんだが) に隠れている後姿が情けなくて面白すぎ。
夜には虫の声が聞こえて、もう秋ですね…と田島くん。 夏が過ぎれば秋がくるのが自然の掟。 それに比べたら人間同士の掟なんて、くだらんものだ、と万平だんな。 その言葉通り、やくざの掟によって、せっかく拾った命を失うことになる梅吉。 もう一度かたぎになりたいと言って死んでいった…と聞いて、田島が梅吉の墓に向かって手を合わせる姿に、ちょっとだけ救われる。
やくざ同士の縄張り争いで、逃げた相手の親分・政五郎 (幸田宗丸) とその女・おりん (三原有美子) を追っている梅吉 (剣持伴紀) たち。 政五郎の子分・由太郎 (花上晃) は、親分を守って1人で梅吉たちと戦い、2人を倒すが自らも足に深手を負う。 その様子を目撃してしまった茶店の娘・おひで (岩村百合子) は、政五郎たちに口止めされるが、ただ1人生き残った梅吉に頼まれ、家に戻って兄の幸吉 (加賀爪清和) に知らせる。 そこに居合わせた万平だんなが力になってやろうと、様子を見に出かけようとしたところへ、用心棒のだんなと田島次郎が梅吉を運んでくる。 万平だんなの手当てで、梅吉は命をとりとめた。 一方、ケガのために歩けなくなった由太郎は、政五郎とおりんを先に行かせ、通りかかった茂作 (瀬良明) に助けられ、茂作の茶店で休ませてもらうことにする。 が、そこは梅吉が運ばれて手当てを受けている店だった…。
今日は自分で肩を叩きながら登場の用心棒のだんな。 仕事明けでお疲れ? 「やくざ同士の争いには首を突っ込まない」 と、由太郎からの助っ人依頼を突っぱねる (結局は関わることになっちゃうんだけど)。 それを聞いた田島くんに、懐に路銀があると言うことが違ってきますね、その金は昨夜やくざの用心棒を引き受けてつくった金じゃなかったのかな…などといじめられても (自分は稼がないくせに! …でも許す/笑)、万平だんなが待ちくたびれるから、と余裕の返し。 なんかもう、優しさがにじみ出ちゃってる笑顔がまぶしくて…(^^;) やっぱり、むすっとしているよりステキだわ (笑)。 そこで田島くんまで軽くなりすぎることがなく、うまくバランスを取っているのがいいところ。 この2人だけのシーンって、前作より増えていると思うんだが、くだけすぎないところが好きだな。
やくざの役なんて珍しい…と思っていた剣持伴紀 (しかも、ちょっと不精ひげあり?) だが、やはり最後には 「やくざだけど、気持ちはきれいな好青年」 になっていた。 実は…ってとこも含めて、こういう役がとても似合う。 茶屋でハチ合わせた由太郎と、お互いにケガで動けない状態で語り合うシーンがよかった。 このまま、うまくいくわけがないんだよなぁ…と思いながら観てしまう自分が悲しい…。
おひでと万平だんなのシーンは、どうしても嬉しくなってしまう。 やっぱり 「あかね雲」 は、半端な話じゃないなぁ。 印象が強すぎ…。 岩村百合子が出てくると、「あ、しぃちゃん」 って言っちゃうし。 万平だんなったら、そろそろ背を追い越されそう…。 加賀爪 x 岩村の兄妹役は、用心棒シリーズ中で二度目。
子分よりも、自分の女よりも、自分自身が大事だった政五郎、納戸 (…かな? 押入れとも違うみたいだったんだが) に隠れている後姿が情けなくて面白すぎ。
夜には虫の声が聞こえて、もう秋ですね…と田島くん。 夏が過ぎれば秋がくるのが自然の掟。 それに比べたら人間同士の掟なんて、くだらんものだ、と万平だんな。 その言葉通り、やくざの掟によって、せっかく拾った命を失うことになる梅吉。 もう一度かたぎになりたいと言って死んでいった…と聞いて、田島が梅吉の墓に向かって手を合わせる姿に、ちょっとだけ救われる。
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