燃えよ万平
~ 時代劇鑑賞の記録と独り言 ~
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世なおし奉行 第1話 命知らずのサムライたち
東映の 「山の御大」 こと片岡千恵蔵の主演TVシリーズ (テレビでは最後の主演作)。 1972年の放映なので、時期的にはレギュラー出演していた 「大岡越前」 第2部と第3部の間になる。
新たに公事方勘定奉行に就任した跡部能登守が、配下の関八州取締出役たちとともに、天領、旗本直轄領で起こるさまざまな事件を解決していく。 権力に執着のない能登守は、奉行に就任したものの1日しか出仕せず、自ら現場へ出向いて事件解決に乗り出す。 配下の2人、クールな早瀬主水と、爽やかで能天気な仲沢要介の好対照も見どころ。 また、結束信二が脚本を手がけた話に合計3回もゲストとして登場した、左右田一平演じる浪人・山川弾介は、セミレギュラーと呼んでもいいほどで、われらが万平だんなにそっくりの風貌、そのまんまの性格から “裏万平” と称されている (我が家では/笑)。
【番組データ】
放映: 1972年4月~9月 (全26話、カラー)
制作: NET (現テレビ朝日)/東映
プロデューサー: 上月信二
音楽: 山下毅雄
擬斗: 上野隆三
ナレーション: 泉田行夫
【主なキャスト】
片岡千恵蔵: 跡部能登守 (公事方勘定奉行)
田村正和: 早瀬主水 (関八州取締出役)
石山律: 仲沢要介 (関八州取締出役)
赤座美代子: お染
砂塚秀夫: ちょぼいちの辰
小山明子: おくに (跡部の妻)
木田三千雄: 井上三太夫 (跡部家の用人)
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第1話 命知らずのサムライたち
(脚本: 鈴木兵吾、監督: 井沢雅彦)
足尾銅山で、産出される銅を清の国に売り、引き換えに金を輸入している山の総元締と大坂の商人。 幕府財政の要である銅の産出量が減っているとは捨ておけず、跡部は謎を解くべく旅に出る。 土地の代官も手を出せないほどの勢力を持つ山の総元締・地蔵の又七郎 (池部良) は、御家人の三男坊で、かつて跡部と同じ道場に通った昔なじみだった……。
中村翫右衛門が演じる土井大炊頭は、跡部の上役。 どこかとぼけた雰囲気の中に貫禄をたたえていて非常にかっこよかったのだが、第1話のみの登場で残念。
ゲスト: 池部良/地蔵の又七郎 (浅田又七郎)、川合伸旺/弥太七、吉田義夫/大戸弥八郎 (代官)、丹羽又三郎/山野辺、大木晤郎、堀正夫、西田良、森章二、磯村みどり/おれん、中村翫右衛門/土井大炊頭
*敬称は略させていただいています