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燃えよ万平

~ 時代劇鑑賞の記録と独り言 ~

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俺は用心棒(2) 第5話 浪士狩りの夜

第5話 浪士狩りの夜 (監督: 河野寿一)
城下はずれの街道で、やくざものの文五郎 (宗近晴見) と2人の手下に果たし合いの助っ人を頼まれ、引き受けた用心棒のだんな。 果たし合いは、文五郎に夫をころされたおしま (高森和子) の仇討ちだったが、相手に多くの助成があることを予想した文五郎は、自分も怖いもの知らずの助っ人を探していたのだった。 その頃、城下の飲み屋で浪士狩りに引っかかった品田万平と田島次郎。 そこへ異常に興奮して逃げ込んできた浪人・国木田陣蔵 (不破潤) を捕らえる手助けをした2人は、好待遇を約束させて役人に同道する。 一刻も早く牢から出なければ……と焦る国木田の様子を、「人を斬ってきた目をしている」 と不審に思う田島。 おしまは、夫の友人で仇討ちの介添え人である国木田とともに宿を出たきり、戻ってこない弟・市太郎 (漢字は予想。 実際には出演なし) の身を案じていたが、翌朝、市太郎はもの言わぬ姿で戻ってきた。 そして約束の時間、おしまは、たった1人で果たし合いの場所へと出かけていく……。


助っ人を引き受けたものの、浪士狩りのために城下へ入れず、ほとんど寝ている用心棒のだんな、今回はひょうたんを持って登場。 どこかで狂犬に会ったのかしら……。 連れて来ちゃえばよかったのに。 家族に入れるとすると……ペットかな、やっぱり。 酒ばっか飲んでるペットなんて、お金がかかってイヤだけど (笑)。
牢での待遇について、あれやこれやと役人に交渉する万平だんなが楽しい。 実は 「昼飯代を払うと宿代がなくなる」 から、牢に入るのも名案と考えるあたり、さすが……と言うべきか。 牢の昼食には茶が付かないから、行く前にたくさん飲んでおけ、などと田島くんにアドバイス。 頼りになります (笑)。 相変わらず、「わからないこと、知りたいことがあったら何でも私に聞きなさい」 と豪語しているが、豪華な昼食 (お茶付きだった) をごちそうになった上に、国木田を捕らえる手助けをした礼金 (本人は 「小遣い銭」 と喜んでいたが) までもらって浮かれていると、「お里が知れますよ」 と田島くんに注意される始末。 気にしている様子は全くないが (笑)。
国木田の様子から、大体の背景は予想できてしまったが、女に懸想して元服前の市太郎を斬ってしまうなんて鬼だわ。 不破潤がいい男なだけに (笑)、あまりにも人として情けない役だったのがねぇ……。

おしまたちに同行している従僕・久作 (漢字は予想) は海老江寛。
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