燃えよ万平
~ 時代劇鑑賞の記録と独り言 ~
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帰って来た用心棒 第24話 春のともしび
第24話 春のともしび
(脚本: 結束信二、監督: 松尾正武、助監督: 福井司)
京菓子の老舗・鶴屋吉信が、実名で 「西陣船橋の鶴屋」 として登場する話。 「柚餅」 と書かれた店の看板やのれん、職人の半纏はもちろん、行李や衝立などにも紋が入っており、できる限りフレームに入れるように撮影されているようで、何があるんだろう……と思わせる。 メインゲストは、一連の結束作品で登場すると必ずと言っていいほど不幸なラストを迎える近藤正臣。 ここでも予想を裏切ることなく…… (T_T)
万平&田島くんが、神社の境内での朝稽古で激しく打ち合うシーンがあるが、左右田さんも島田さんも 「新選組血風録」 に出演が決まった時には立ち回りの経験なんて無いに等しかった……なんて、とても信じられない迫力だった。
街中で暴れる侍たちを、2人まとめて押えてなだめる千造親分がかっこいい!
***************
ゲスト: 近藤正臣/平吉、矢野潤子/おけい、坂口祐三郎/朝尾林之介、瀬良明/嘉平 (平吉が助ける百姓)、小林寛、浜崎満/内海新八郎、大城泰、井上茂、淡路康、土橋勇、真弓田一夫/伊兵ヱ (鶴屋の主、病で伏せっている)、山村弘三/孫兵ヱ (鶴屋の番頭)、鳳八千代/おこう (鶴屋のおかみ)
<こんなところに、あんな人>
井上茂は、朝尾の仲間の浪人の1人。
*敬称は略させていただいています。
(脚本: 結束信二、監督: 松尾正武、助監督: 福井司)
京菓子の老舗・鶴屋吉信が、実名で 「西陣船橋の鶴屋」 として登場する話。 「柚餅」 と書かれた店の看板やのれん、職人の半纏はもちろん、行李や衝立などにも紋が入っており、できる限りフレームに入れるように撮影されているようで、何があるんだろう……と思わせる。 メインゲストは、一連の結束作品で登場すると必ずと言っていいほど不幸なラストを迎える近藤正臣。 ここでも予想を裏切ることなく…… (T_T)
万平&田島くんが、神社の境内での朝稽古で激しく打ち合うシーンがあるが、左右田さんも島田さんも 「新選組血風録」 に出演が決まった時には立ち回りの経験なんて無いに等しかった……なんて、とても信じられない迫力だった。
街中で暴れる侍たちを、2人まとめて押えてなだめる千造親分がかっこいい!
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ゲスト: 近藤正臣/平吉、矢野潤子/おけい、坂口祐三郎/朝尾林之介、瀬良明/嘉平 (平吉が助ける百姓)、小林寛、浜崎満/内海新八郎、大城泰、井上茂、淡路康、土橋勇、真弓田一夫/伊兵ヱ (鶴屋の主、病で伏せっている)、山村弘三/孫兵ヱ (鶴屋の番頭)、鳳八千代/おこう (鶴屋のおかみ)
<こんなところに、あんな人>
井上茂は、朝尾の仲間の浪人の1人。
*敬称は略させていただいています。
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帰って来た用心棒 第26話 狂気の夜
2008年~2009年の年越しは、「キャプテンウルトラ」 (時代劇の悪役でお馴染みの中田博久さん主演、2008年に我が家で大ブレークした作品) の第10話、『スパイロケットワルダーあらわる!!』 と 「怪奇大作戦」 の第24話 『京都買います』 を鑑賞し、ちゃんと時計で年が明ける瞬間を確認。 新年を迎え、まずは夫のライブラリーから桂枝雀師匠の 『宿屋仇』 で大笑いする。 名演です。 この方の高座を生で観ることができなかったのは、本当に残念。
さて、新春上映会は時代劇の部へ。 新年の第1弾として選ばれたのは、これだ!
***************
帰って来た用心棒
第26話 狂気の夜 (脚本: 結束信二、監督: 河野寿一)
何者かに毒薬を飲まされて倒れた青木与兵ヱ (香月凉ニ)、千造 (小田部通麿)、十吉 (西田良) の3人と、青木の家に集まって大酒宴を繰り広げる妻たちの対比が楽しい。 甘酒を持って番所を訪ね、倒れている3人を見つけた万平だんなが、潜んでいた犯人・伝八 (八名信夫) に短銃で脅されながらも、いつもの万平節全開で見事に撃退。 そして、何があっても甘酒の瓶を手放すことはなかった……。
ラスト近くで青木の家に事件を知らせに来た使いの者が、青木ら3人が 「毒を飲まされて殺された」 と、はっきり言っているのが罠。 第2クールの最後に当たる26話でのことゆえ、こちらも一瞬どきっとさせられてしまう。
ゲスト: 堀内一市、邦保、沢淑子/おこん = 千造の女房、水上富美/おきぬ = 十吉の女房、武田禎子/ おすま = 青木の女房、石沢健/島兵ヱ、今沢昭信、川浪公次郎、表淳夫、春川純、藤本秀夫、和田昌也、高並功、穂積隆信/唐兵ヱ、八名信夫/伝八
*敬称は略させていただいています。
さて、新春上映会は時代劇の部へ。 新年の第1弾として選ばれたのは、これだ!
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帰って来た用心棒
第26話 狂気の夜 (脚本: 結束信二、監督: 河野寿一)
何者かに毒薬を飲まされて倒れた青木与兵ヱ (香月凉ニ)、千造 (小田部通麿)、十吉 (西田良) の3人と、青木の家に集まって大酒宴を繰り広げる妻たちの対比が楽しい。 甘酒を持って番所を訪ね、倒れている3人を見つけた万平だんなが、潜んでいた犯人・伝八 (八名信夫) に短銃で脅されながらも、いつもの万平節全開で見事に撃退。 そして、何があっても甘酒の瓶を手放すことはなかった……。
ラスト近くで青木の家に事件を知らせに来た使いの者が、青木ら3人が 「毒を飲まされて殺された」 と、はっきり言っているのが罠。 第2クールの最後に当たる26話でのことゆえ、こちらも一瞬どきっとさせられてしまう。
ゲスト: 堀内一市、邦保、沢淑子/おこん = 千造の女房、水上富美/おきぬ = 十吉の女房、武田禎子/ おすま = 青木の女房、石沢健/島兵ヱ、今沢昭信、川浪公次郎、表淳夫、春川純、藤本秀夫、和田昌也、高並功、穂積隆信/唐兵ヱ、八名信夫/伝八
*敬称は略させていただいています。
帰って来た用心棒 第23話 おことうさん
京の年越しのお話ということで、我が家の2007~2008年の年越し観賞に選んだ。 大好きなお笑い三人組が出ていないのが淋しいけど、メインゲストの小谷悦子は、2007年の (我が家の) 助演女優賞を受賞しているので、それも記念して。
第23話 おことうさん (監督: 河野寿一)
大晦日、商人は掛け取りに忙しい。 河内屋の手代、清七 (河原崎長一郎) も朝から得意先回り。 途中、御茶屋で 「おちょぼ」 として働いている妹のおきよ (小谷悦子) にばったり。 おきよはお使いを、清七は次の掛け取りを、それぞれ済ませたら一緒にお昼を食べようと約束し、近くのうどん屋で待ち合わせる。 その得意先で主人と番頭が殺されているのを見てしまった清七、3人組の浪士 (山岡徹也、月形哲之介、平沢彰) に、店の金と掛取帳をカタに取られ、使いを強要される。 おきよは、うどん屋で兄を待っていたが、後から来て合席になった万平だんなが食べ終わるまで兄を待つが諦めて帰る。 店に戻ると、すぐに別のお使いで料亭 「花むら」 に向かう。 その途中、田島次郎とぶつかって足をくじいてしまうが、偶然にも行き先が同じだったことから、田島に送ってもらう。 そこへ、浪士の使いでやって来た清七。 伝言する相手の一人が妹に親切にしてくれた田島だったことから、清七は二人に逃げるよう告げる。 だんなたちは逃げ隠れしないが、実は伝える相手が違っていたため (ホントの相手は用心棒の依頼人)、浪士たちは清七に金を返さず。 田島は清七について行って奉公先の主人に事情を説明するが、主人の怒りは収まらず。 そこへ浪士の一人 (月形哲之介) が乗り込んでくるが、田島が成敗。 しかし、浪士の懐に金はなかった…。
うどん屋で合席になったおきよに、うどんをごちそうしてやろう、と優しい万平だんな。 大晦日なのに温かい懐? …でも、実は掛け取りから逃げて来たのでは? とか疑いたくなる (笑)。
おきよから、大晦日には芸妓たちが常客から鞠 (割り玉) を贈られるという花街の風習を教えてもらっている時、中には琴や蔵が入っていると聞いて、「蔵?!」 と驚く田島くんが可愛い。 どんな鞠を想像したのやら。
だんなたちが 「花むら」 に集まったのは、仕事の依頼人に会う用心棒のだんなが、京の町の年越しを味わおうと田島くんと万平だんなを呼び寄せたから。 すっかり優しくなっちゃって…。 部屋に入ってくるなり饅頭に手を伸ばし、おいしそうにほおばる田島くんが微笑ましい。 …っていうか、用心棒のだんなにお茶とお菓子を出しても (^^;)
依頼人を守った報酬 (財布そのまんま) を鞠に入れ、おきよに贈るだんなたち。 鞠を抱えて清七のもとへ向かうおきよは、ホントに嬉しそう (鞠をもらえるのは芸妓だけ。 おきよは鞠を見せ合う舞妓たちの姿を影から見て羨ましく思っていた)。 清七が奪われた金を店に返したら、残りは兄妹で分けなさい、との手紙に抱き合って泣く兄妹。 おきよの 「おかあちゃんに送ってあげようね」 という言葉が胸を打つ。
だんなたちは、予定通り 「花むら」 で静かな年越し。 今日の依頼人、ずいぶんな出費だったでしょうなぁ…。
おことうさん (おことうさんどす) は、主に大晦日の挨拶として使われる京言葉で、「お忙しいことです」 の意。 漢字では、「お事多さん」 と書くそうな。
第23話 おことうさん (監督: 河野寿一)
大晦日、商人は掛け取りに忙しい。 河内屋の手代、清七 (河原崎長一郎) も朝から得意先回り。 途中、御茶屋で 「おちょぼ」 として働いている妹のおきよ (小谷悦子) にばったり。 おきよはお使いを、清七は次の掛け取りを、それぞれ済ませたら一緒にお昼を食べようと約束し、近くのうどん屋で待ち合わせる。 その得意先で主人と番頭が殺されているのを見てしまった清七、3人組の浪士 (山岡徹也、月形哲之介、平沢彰) に、店の金と掛取帳をカタに取られ、使いを強要される。 おきよは、うどん屋で兄を待っていたが、後から来て合席になった万平だんなが食べ終わるまで兄を待つが諦めて帰る。 店に戻ると、すぐに別のお使いで料亭 「花むら」 に向かう。 その途中、田島次郎とぶつかって足をくじいてしまうが、偶然にも行き先が同じだったことから、田島に送ってもらう。 そこへ、浪士の使いでやって来た清七。 伝言する相手の一人が妹に親切にしてくれた田島だったことから、清七は二人に逃げるよう告げる。 だんなたちは逃げ隠れしないが、実は伝える相手が違っていたため (ホントの相手は用心棒の依頼人)、浪士たちは清七に金を返さず。 田島は清七について行って奉公先の主人に事情を説明するが、主人の怒りは収まらず。 そこへ浪士の一人 (月形哲之介) が乗り込んでくるが、田島が成敗。 しかし、浪士の懐に金はなかった…。
うどん屋で合席になったおきよに、うどんをごちそうしてやろう、と優しい万平だんな。 大晦日なのに温かい懐? …でも、実は掛け取りから逃げて来たのでは? とか疑いたくなる (笑)。
おきよから、大晦日には芸妓たちが常客から鞠 (割り玉) を贈られるという花街の風習を教えてもらっている時、中には琴や蔵が入っていると聞いて、「蔵?!」 と驚く田島くんが可愛い。 どんな鞠を想像したのやら。
だんなたちが 「花むら」 に集まったのは、仕事の依頼人に会う用心棒のだんなが、京の町の年越しを味わおうと田島くんと万平だんなを呼び寄せたから。 すっかり優しくなっちゃって…。 部屋に入ってくるなり饅頭に手を伸ばし、おいしそうにほおばる田島くんが微笑ましい。 …っていうか、用心棒のだんなにお茶とお菓子を出しても (^^;)
依頼人を守った報酬 (財布そのまんま) を鞠に入れ、おきよに贈るだんなたち。 鞠を抱えて清七のもとへ向かうおきよは、ホントに嬉しそう (鞠をもらえるのは芸妓だけ。 おきよは鞠を見せ合う舞妓たちの姿を影から見て羨ましく思っていた)。 清七が奪われた金を店に返したら、残りは兄妹で分けなさい、との手紙に抱き合って泣く兄妹。 おきよの 「おかあちゃんに送ってあげようね」 という言葉が胸を打つ。
だんなたちは、予定通り 「花むら」 で静かな年越し。 今日の依頼人、ずいぶんな出費だったでしょうなぁ…。
おことうさん (おことうさんどす) は、主に大晦日の挨拶として使われる京言葉で、「お忙しいことです」 の意。 漢字では、「お事多さん」 と書くそうな。
うどん屋に入ってくる万平だんな。
2008年、結束6人衆の中で最初に我が家のテレビ画面に映ったのは、この人!
【月間1本/年間1本】