燃えよ万平
~ 時代劇鑑賞の記録と独り言 ~
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大忠臣蔵
第9話 大評定
1月2日の観賞記録
島田さんゲスト出演作品シリーズ。
新吾捕物帳 第48話 七日目の自訴
島田さんは、労咳病みの浪人・青沼俊之介を演じる。 一刀流の使い手で、元は津軽藩の侍だったが、花見酒に酔った勢いで町人を斬って浪人。 お約束の傘張りで生計を立てている。 妻のおゆき (梶三和子) は、卑しい商売をしていた過去を持つが、ひたすら献身的で、非常にできた女性。 夫に尽くしまくった挙句に、武士の面目、武士の一分が立たないと言う夫の刃に散る…って、覚悟の上だったとは言え、あまりにも… (T_T)
おゆきは、どう見たってつらい毎日なのに、自分を不幸と思うことなく、透明感のある笑顔を見せる。 梶三和子のうまさが光る。
新吾捕物帳 第79話 涙の兄妹人形
江戸一番の人形問屋、京乃屋の番頭・弥助が島田さん。 昔なじみの人形師の腕を信じ、影でその妻子の面倒まで見ながら応援している。 きっと何かある、何か企んでいるに違いない…と期待して観ていたのに、最後まで、とてもいい人だった。 ただのいい人だった。 …がっかり。
水戸黄門 第8部 第15話 殺しを誘う薪能 ~和歌山~
(脚本: 葉村彰子、監督: 山内鉄也) オリジナル放送日: 1977年10月24日
島田さんは、能の面打師・孫福 (浜村純) の弟子・直吉役。 兄弟子の次郎 (樋浦勉) と殿様に献上する面を打つ腕比べで勝ってしまう。 反発した次郎は飛び出し、殿様の命を狙う悪家老一味に利用されることに。
直吉は、兄弟子思いの誠実な面打師。
第8部レギュラー: 東野英治郎、里見浩太朗、横内正、中谷一郎、宮園純子、高橋源太郎。
放送: 1977年7月18日~1978年1月30日。
遠山の金さん (杉良) 第86話 逆恨み
(脚本: 結束信二、監督: 西山正輝)
島田さんが演じるのは、酒問屋・桝鍵屋の主人、清兵ヱ。 先代の主人が亡くなった時、番頭から主人になって店を継ぎ、妻 (佐野厚子) とともに幸せに暮らすところへ、突然、何者かに命を狙われるように。
「逆恨み」 で清兵ヱの命を狙う、元水戸藩士の浪人、沼田曜一、伊吹聡太郎、上野山功一、五十嵐義弘の4人組が最高 (笑)。 命を狙われて逃げる島田さんの演技が濃い。 清兵ヱ夫妻を保護し、実は空っぽの桝鍵屋で、さも中に人がいるかのように見せる芝居をする与力の青木 (伊東四郎) と金さんの密偵・お仙 (山口いづみ) が楽しい。 浪人4人組は、その熱演 (?) に、まんまと罠にはまってしまうのだった。
そば屋梅吉捕物帳 第20話 闇に笑うけしの花
えーと…。 えーと…。
梅之助さん、すみません! m(_ _)m
【月間9本/年間9本】
1月1日の観賞記録
吉宗評判記 暴れん坊将軍 第90話 奮戦! 辰五郎先生
寺子屋の先生役で島田さんがゲスト出演。
風邪で寝込んだ先生に代わって、辰五郎&め組の面々が子供たちを天神様に遠足に連れて行く。 1人の子供がさらわれたことから、先生のつらい過去が明らかに。
新吾捕物帳 第23話 日陰に咲いた花だった
新吾捕物帳 第100話 風車の唄
人殺しの現場を女中に見られた悪検校 (田崎潤) だが、なぜか殺さず、目の見えない妹の結婚を世話してやることで口封じするという、妙な話。 殺しに使われたかんざしは、女中の夫が作ったもので、そこから過去がばれるんだが…。 殺しの証拠のかんざしなんて、さっさと捨てちゃえばいいのにねー。
飾り職人役で島田さんがゲスト出演。 あぁ、もう。 役名もメモっていやしない (^^;)
【月間4本/年間4本】
帰って来た用心棒 第23話 おことうさん
第23話 おことうさん (監督: 河野寿一)
大晦日、商人は掛け取りに忙しい。 河内屋の手代、清七 (河原崎長一郎) も朝から得意先回り。 途中、御茶屋で 「おちょぼ」 として働いている妹のおきよ (小谷悦子) にばったり。 おきよはお使いを、清七は次の掛け取りを、それぞれ済ませたら一緒にお昼を食べようと約束し、近くのうどん屋で待ち合わせる。 その得意先で主人と番頭が殺されているのを見てしまった清七、3人組の浪士 (山岡徹也、月形哲之介、平沢彰) に、店の金と掛取帳をカタに取られ、使いを強要される。 おきよは、うどん屋で兄を待っていたが、後から来て合席になった万平だんなが食べ終わるまで兄を待つが諦めて帰る。 店に戻ると、すぐに別のお使いで料亭 「花むら」 に向かう。 その途中、田島次郎とぶつかって足をくじいてしまうが、偶然にも行き先が同じだったことから、田島に送ってもらう。 そこへ、浪士の使いでやって来た清七。 伝言する相手の一人が妹に親切にしてくれた田島だったことから、清七は二人に逃げるよう告げる。 だんなたちは逃げ隠れしないが、実は伝える相手が違っていたため (ホントの相手は用心棒の依頼人)、浪士たちは清七に金を返さず。 田島は清七について行って奉公先の主人に事情を説明するが、主人の怒りは収まらず。 そこへ浪士の一人 (月形哲之介) が乗り込んでくるが、田島が成敗。 しかし、浪士の懐に金はなかった…。
うどん屋で合席になったおきよに、うどんをごちそうしてやろう、と優しい万平だんな。 大晦日なのに温かい懐? …でも、実は掛け取りから逃げて来たのでは? とか疑いたくなる (笑)。
おきよから、大晦日には芸妓たちが常客から鞠 (割り玉) を贈られるという花街の風習を教えてもらっている時、中には琴や蔵が入っていると聞いて、「蔵?!」 と驚く田島くんが可愛い。 どんな鞠を想像したのやら。
だんなたちが 「花むら」 に集まったのは、仕事の依頼人に会う用心棒のだんなが、京の町の年越しを味わおうと田島くんと万平だんなを呼び寄せたから。 すっかり優しくなっちゃって…。 部屋に入ってくるなり饅頭に手を伸ばし、おいしそうにほおばる田島くんが微笑ましい。 …っていうか、用心棒のだんなにお茶とお菓子を出しても (^^;)
依頼人を守った報酬 (財布そのまんま) を鞠に入れ、おきよに贈るだんなたち。 鞠を抱えて清七のもとへ向かうおきよは、ホントに嬉しそう (鞠をもらえるのは芸妓だけ。 おきよは鞠を見せ合う舞妓たちの姿を影から見て羨ましく思っていた)。 清七が奪われた金を店に返したら、残りは兄妹で分けなさい、との手紙に抱き合って泣く兄妹。 おきよの 「おかあちゃんに送ってあげようね」 という言葉が胸を打つ。
だんなたちは、予定通り 「花むら」 で静かな年越し。 今日の依頼人、ずいぶんな出費だったでしょうなぁ…。
おことうさん (おことうさんどす) は、主に大晦日の挨拶として使われる京言葉で、「お忙しいことです」 の意。 漢字では、「お事多さん」 と書くそうな。
うどん屋に入ってくる万平だんな。
2008年、結束6人衆の中で最初に我が家のテレビ画面に映ったのは、この人!
【月間1本/年間1本】
チャンバラ万歳!
何を今さら、わかりきったことを…。
いや、そうではない。今日、我が家に届いた6枚組みのCDボックスのタイトルである。
それは先週のこと。
いつものように、何か目新しい情報はないだろうかと、Google検索していたところ、コロムビアファミリークラブのサイトで発見。テレビ時代劇の主題歌、テーマ曲、挿入歌などを6枚のCDに収録、全128曲、15750円也。ちなみに、検索に引っかかったのは、「天を斬る」 の主題歌♪
もう、すぐにも購入ボタンをぽちっといきたいところだったが、ちょっと冷静になって(笑)、中身を吟味してみたところ、ほかにも魅かれるものがあるじゃないですか。一応、夫にも相談してみたが、意見は同じ。ということで、ぽちっと押しちゃいました。確認メールが届き、10日~2週間で配達とのこと。どうやら届くのは年明けになりそう…。休み中に聴きたかったのになぁ~。 と思っていたら、休暇初日の今日、我が家にやってきたのですよ。もう大騒ぎ \(^o^)/
早速、聴いちゃうもんね。
まずは用心棒シリーズの主題歌、「おとこ独り」 を聴いて、さ、いよいよ 「天を斬る」。 TV版では栗塚さんがメインヴォーカルで、サビを左右田さん、島田さんと3人で歌っているのだが、2番を聴いてびっくり。 左右田さんがメインだよ(^^;) う~む、ちょっと声が曲調に合っていなくて、しっくりこないかなぁ。 でも、共通している 「影がうつる」 の 「うつる」 のところが一番きれいなのは左右田さん。 そして当然、3番もあるわけね。 あ、やっぱり。 3番は島田さんがメインを歌っている。 う~む、さすがプロフィールで特技に歌が入っている (と、どこかで見た) だけあって、うまいな。 3人の中で一番いいかも。 いや、しかし嬉しいな、ちゃんとフルコーラスで聴くことができて。TV版とテイクが違って、最後の 「斬る!」 と入るタイミングが違うのには驚いたけど。 このタイミング、難しそうだよ…。 3番の歌い出しが 「壮士」 で、言葉は違うけど音が 「そうし」 なのもポイント。
メイン・ディッシュを楽しんだ後、あらためてディスク1の最初から聴く。ちなみに、1曲目は大河ドラマ「赤穂浪士」のテーマ曲。作曲:芥川也寸志の名曲。実は、ちょっと前から、たまに頭の中で回ってしまっていた曲だけに、いつでも聴けるようになってありがたい。懐かしい曲もあれば、初めて聴く曲もあるし、ゆっくり楽しもうっと。