燃えよ万平
~ 時代劇鑑賞の記録と独り言 ~
[61] [29] [24] [20] [19] [37] [14] [36] [8] [10] [15]
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
暴れん坊将軍II 第91話 誰がワルやら閻魔やら!
第91話 誰がワルやら閻魔やら!
(脚本: 迫間健/監督: 荒井岱志)
銭形平次の第581話 「吉凶うらおもて」 と同じ脚本を使った話なので、あらすじは省略。 基本的に、平次 → 新さん、八五郎、万七、清吉 → め組の衆という役回りになっている。
事件を探索するのが新さん = 上様ってこともあって、盗賊一味に大目付 (須賀不二夫) が絡んでいたり (そうでもないと、余の顔を見忘れたか! ができないからか)、盗まれる金額も三千両だったところが五千両になっていたり、ちょっとスケールが大きくなっている。 また、浪人・野呂官兵衛 (長谷川明男) のフィーチャー度が高く、浪人して江戸に出てきたいきさつ (藩の口減らしで禄を失い、江戸詰めの殿様に掛け合うため) や妻との別れなどが、回想シーンを織り交ぜて描かれ、深みが増している。最後に 妻のもとに帰りついた官兵衛が 「帰ってきたぞ~」 と腕を広げるシーンで見せる表情がいい。 何もかも吹っ切れたことがわかる最高の笑顔。 長谷川明男のうまさが光ってたなぁ。
役名とキャストの違いは、こんな感じ。
銭形平次 暴れん坊将軍
天魔党 閻魔党
一見堂中斉 一心堂太仲
(左右田一平) (織本順吉)
那須小弥太 野呂官兵衛
(田島義文) (長谷川明男)
井関 多田左内
(外山高士) (有川博)
多門一角 庄田大八
(五味竜太郎) (宮口二朗)
鉄禅 玄鉄
(小田部通麿) (北九州男)
佐久壮八 佐久一角
(川浪公次郎) (高峰圭二)
亀蔵 玄助
(重久剛) (岡部正純)
乙部 乙部平馬
(表淳夫) (有光豊)
大家・久兵ヱ 大家・当兵衛
(日高久) (小田部通麿)
越後屋主人 三河屋仁兵衛
(天王寺虎之助) (西山嘉孝)
盗賊の探索に当たるのが上様…ってところで、やはり少し無理があるという印象。 奉行所内に盗賊の内通者がいるという設定が、あまり生きておらず、多田左内はほとんど目立たない。 井関には心の翳りのようなものが感じられたが、多田は完全に開き直っている感じ。
吉宗のじい、加納五郎左衛門 (有島一郎) は、上様のお忍びに苦言を呈する場面で 「わん、わんっ」 と吠えてみたり、歌を歌ってみたり (銭形版では那須が傘張りをしながら歌っていたんだが)…と見せ場が多い。 こういう有島の演技を楽しみに観ている我が家には、とってもおいしい話だった (笑)。
我らが小田部さんは、何と両方に出演! おいしいわ~。 盗賊一味として悪役の顔を、大家としては気のいいところを見せてくれて、まさに 「吉凶うらおもて」。 というわけで、この2つの話は小田部さんのためにあったということにしたいと思う (笑)。
(脚本: 迫間健/監督: 荒井岱志)
銭形平次の第581話 「吉凶うらおもて」 と同じ脚本を使った話なので、あらすじは省略。 基本的に、平次 → 新さん、八五郎、万七、清吉 → め組の衆という役回りになっている。
事件を探索するのが新さん = 上様ってこともあって、盗賊一味に大目付 (須賀不二夫) が絡んでいたり (そうでもないと、余の顔を見忘れたか! ができないからか)、盗まれる金額も三千両だったところが五千両になっていたり、ちょっとスケールが大きくなっている。 また、浪人・野呂官兵衛 (長谷川明男) のフィーチャー度が高く、浪人して江戸に出てきたいきさつ (藩の口減らしで禄を失い、江戸詰めの殿様に掛け合うため) や妻との別れなどが、回想シーンを織り交ぜて描かれ、深みが増している。最後に 妻のもとに帰りついた官兵衛が 「帰ってきたぞ~」 と腕を広げるシーンで見せる表情がいい。 何もかも吹っ切れたことがわかる最高の笑顔。 長谷川明男のうまさが光ってたなぁ。
役名とキャストの違いは、こんな感じ。
銭形平次 暴れん坊将軍
天魔党 閻魔党
一見堂中斉 一心堂太仲
(左右田一平) (織本順吉)
那須小弥太 野呂官兵衛
(田島義文) (長谷川明男)
井関 多田左内
(外山高士) (有川博)
多門一角 庄田大八
(五味竜太郎) (宮口二朗)
鉄禅 玄鉄
(小田部通麿) (北九州男)
佐久壮八 佐久一角
(川浪公次郎) (高峰圭二)
亀蔵 玄助
(重久剛) (岡部正純)
乙部 乙部平馬
(表淳夫) (有光豊)
大家・久兵ヱ 大家・当兵衛
(日高久) (小田部通麿)
越後屋主人 三河屋仁兵衛
(天王寺虎之助) (西山嘉孝)
盗賊の探索に当たるのが上様…ってところで、やはり少し無理があるという印象。 奉行所内に盗賊の内通者がいるという設定が、あまり生きておらず、多田左内はほとんど目立たない。 井関には心の翳りのようなものが感じられたが、多田は完全に開き直っている感じ。
吉宗のじい、加納五郎左衛門 (有島一郎) は、上様のお忍びに苦言を呈する場面で 「わん、わんっ」 と吠えてみたり、歌を歌ってみたり (銭形版では那須が傘張りをしながら歌っていたんだが)…と見せ場が多い。 こういう有島の演技を楽しみに観ている我が家には、とってもおいしい話だった (笑)。
我らが小田部さんは、何と両方に出演! おいしいわ~。 盗賊一味として悪役の顔を、大家としては気のいいところを見せてくれて、まさに 「吉凶うらおもて」。 というわけで、この2つの話は小田部さんのためにあったということにしたいと思う (笑)。
PR